2012年1月30日 (月)

啓蒙と学問のあいだ: 熊谷尚夫著『現代経済学入門』(日本評論社)

 啓蒙と学問のあいだ              大竹文雄  経済学と聞いて一般の人がイメージするのは、株価の予測だったり、景気予測だったりするのではないだろうか。いわゆる“エコノミスト”というのは、そういうことが期待されている職業だ。オイルショックを中学生のころに経験した私が経済...

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2012年1月23日 (月)

効率と公平を問う

一橋大学の小塩隆士先生から『効率と公平を問う』(日本評論社)をご恵贈頂いた。  経済学でいう効率性とは何か、公平性や所得格差の問題点はどこにあるのか、教育における子どもの貧困の深刻さ、世代間の所得分配の問題について、著者のオリジナルな研究成果を含んだ最新の研究を、一般向けに分かり...

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2012年1月20日 (金)

大阪大学シンポジウム”日本、いまから・ここから…”

大阪大学シンポジウム”日本、いまから・ここから…” 第1部▼ パフォーマンス「アルビレオの観測所-レクイエムから明日へ」(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より) 演出/山口浩章 出演/大阪大学文学研究科演劇学研究室&アートメディア論コース学生 他 第2部▼ 講演「私たちの未来選択」 (出...

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阪大リーディング大学院の情報 募集要項は2月1日からダウンロード可能に

 大阪大学がオールラウンド型リーディング大学院に採択され、2012年度からプログラムが開始されることは、このブログでもお知らせしたとおりです。  この度、プログラムの準備ホームページが開設されました。今後、情報が発信されていくと思いますので、関心ある学生はチェックしておいてくださ...

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2012年1月16日 (月)

日経・経済教室 「人間のクセ 政策に生かす」

1月16日の日本経済新聞の「経済教室」に「人間のクセ 政策に生かす」という論説を書きました。行動経済学の政策的な応用を中心に最近の研究をいくつか紹介しました。  紹介した論文はつぎのとおりです。 Allcott, Hunt, and Sendhil Mullainathan (2...

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2012年1月12日 (木)

この世で一番おもしろいミクロ経済学

「この世で一番おもしろいミクロ経済学」は、経済学の入門として、本当によくできていると思う。公民を教えている学校の先生にもおすすめです。

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2011年12月29日 (木)

2011年のベストセラー

本ブログでの2011年のベストセラーです。 年末の刊行にもかかわらず、仲野先生の本がランクイン。 1 人口負荷社会(日経プレミアシリーズ) 2 さよならニッポン農業(生活人新書321) 2 競争の作法 いかに働き、投資するか (ちくま新書) 4 図解 よくわかる行動経済学―「不合...

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2011年12月25日 (日)

「なかのとおるの生命科学者の伝記を読む」を読む

 著者の仲野徹先生は大阪大学医学部の教授で、「いろんな細胞はどうやってできてくるのだろうか」ということを研究している方だ。NatureやScienceをはじめ、一流学術雑誌に多くの論文を掲載している生命科学のトップクラスの研究者である。仲野先生は、ご専門以外の本の読書量も豊富な上...

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2011年12月22日 (木)

阪大リーディング大学院

 大阪大学は、博士課程リーディングプログラム(リーディング大学院)という文部科学省の制度に、応募していましたが、オールラウンド型で「超域イノベーション博士課程プログラム」、複合領域型で「生体統御ネットワーク医学教育プログラム」の2つが採択されました。  オールラウンド型で採択され...

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大相撲の力士の人差し指と薬指の比率と昇進・成績

 大相撲の力士の人差し指と薬指の長さの比率(2D:4D比)と昇進・成績の関係を分析した私たちの論文が、Evolution and Human Behavior という学術雑誌のオンライン版で掲載されました。 Rie Tamiya, Lee SunYoun and Fumio Oh...

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2011年11月 3日 (木)

岡山大学のキャンパス

先日、岡山大学経済学部で講演をしました。そのときの様子が岡山大学経済学部のホームページにアップされました。講演は、ウォールストリート占拠デモの話題からスタートしました。講演後に岡山大学の先生に、「きれいなキャンパスですね。もとは、どんな場所だったのですか?」と聞いたところ、旧陸軍...

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自民党長期政権の政治経済学

 日経経済図書文化賞を受賞した斉藤淳さんの『自民党長期政権の政治経済学』(勁草書房)を紹介したいと思います。なお、菅山さんの『「就社」社会の誕生』については、以前このブログでも紹介しました。太田さんの本は、まだブログで紹介していなかったみたいですね。  本書は、自民党長期政権が続...

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日経経済図書文化賞

2011年の日経経済図書文化賞が発表されました。受賞者のみなさん、おめでとうございます。 ◎太田聰一 著 「若年者就業の経済学」(日本経済新聞出版社) ◎斉藤淳 著 「自民党長期政権の政治経済学―利益誘導政治の自己矛盾」(勁草書房) ◎菅山真次 著 「『就社』社会の誕生―ホワイト...

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2011年8月17日 (水)

就職氷河期の閉塞感は、市場競争に対する支持を失うという意味で非常に大きな問題点をはらんでいる

5月25日に開催された第14回東洋経済LIVEセミナーで、お話した内容が、東洋経済のホームページにアップされました。 「就職氷河期の閉塞感は、市場競争に対する支持を失うという意味で非常に大きな問題点をはらんでいる」

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2011年7月15日 (金)

真夏の夜の経済学

7月26日(25日の深夜)0:25〜0:50から4夜連続、NHK、Eテレ(教育テレビ)で「真夏の夜の経済学」が放映されます。私は最初の2夜に出演します。テーマは価格。「見える価格」、「見えない価格」というテーマ設定で、経済学の考え方をお話します。相手をしてくれるのは、ラジオパーソ...

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2011年7月12日 (火)

鷲田清一総長、小林傅司教授との鼎談

大阪大学の広報誌である「阪大ニューズレター」No.52に、「いま、大学の知力にできること」というテーマで、鷲田清一総長、小林傅司教授と私の鼎談が掲載されています。東日本大震災や原発の問題と大学教育について、様々な視点から話をしました。ネットで読めます。ダウンロードはこちらから(P...

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2011年6月29日 (水)

『競争と公平感』の電子版

『競争と公平感』の電子版が発売されました。電子書籍の書店と対応機のリストです。     書店名        対応機 1. Reader(TM)Store ソニーリーダー 2.BookLive!      PC, アンドロイド 3.LISMO Book Store アンドロイド ...

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2011年6月15日 (水)

行動経済学で地震に備える

「行動経済学で地震に備える」というテーマのシンポジウムを 8月24日(水)6時から8時、大阪大学中之島センターで開催 します。 申し込みはこちらから。 東日本大震災によって多くの人が甚大な被害を受けました。被害を受けた方々が普段の生活を取り戻し復興できるように、被災された方々のご...

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2011年5月 2日 (月)

上空からみた被災地の状況

4月29日に、小型ジェットで被災地の状況を上空からみる機会がありました。その時、撮影した写真です。

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2011年4月24日 (日)

「中央公論」掲載の震災関連の時論

「中央公論」の5月号と6月号の時論に震災関連のコラムを書かせて頂きました。中央公論新社に特別の許可を頂いて、ブログに掲載させて頂きます。特に、6月号のコラムは、まだ発売前であるにも関わらず、ブログへの掲載許可を頂いたことに、中央公論編集部に感謝いたします。 ***********...

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2011年4月11日 (月)

「就社」社会の誕生

菅山真次著『「就社」社会の誕生』                 大竹文雄  就職という言葉から、学校卒業時にある特定の会社に「就く」ことを決める一回限りの選択、というイメージを私たちはもつ。学校卒業時の就職率が低いと社会問題になることのはその象徴である。就職に関するこのような考...

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2011年2月12日 (土)

人口負荷社会

藻谷さんの「デフレの正体」が大ベストセラーになっている。日本経済や地域経済が、人口減少、高齢化というショックに直面していることを、分かりやすく解説している本だから売れるはずだ。藻谷さんの迫力満点で分かりやすい講演を聴いたことがある私としては、よく理解できる。藻谷さんの本は、人口変...

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2011年2月11日 (金)

新書大賞の4位に選ばれました

『競争と公平感』が、新書大賞2011の4位に選ばれました。ご推薦頂いた皆様、ありがとうございました。

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朝日に広告

2月11日の「朝日新聞」朝刊に、「競争と公平感」の広告が掲載されました。 先日、「日経新聞」に掲載されたものと大きさが違うだけでなく、デザインが違うのが興味深いです。インパクトを取るか、美しさを取るか、ということでしょう。

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2011年1月25日 (火)

日経に広告

1月25日の日経新聞朝刊の2面に、『競争と公平感』の大きな広告が掲載されました。大塚砂織さんのイラストとともに、空白を思い切って使ったなかなかおしゃれなものでした。本屋さんに、ポップとして使ってもらえそうな感じです。 「nikkeikokoku.pdf」をダウンロード

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2011年1月18日 (火)

個人主義と経済の関係は?

1月17日の日経新聞、経済教室欄に「個人主義と経済の関係は?」という論説を書きました。 ホフステッド教授の個人主義の指標を使って経済成長との関係を明らかにしたゴロニチェンコ教授とローランド教授の論文を紹介しました。また、春野さんの個人主義的な人と向社会的な人の脳活動の差に関する研...

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2010年12月31日 (金)

行動経済学 読書案内

行動経済学を勉強するための読書案内をこのブログで書いたことがある。その後、多くの本が出版されたので、新しいものを含めて紹介し直そう。抜けているものがあると思うので随時追加していく予定。 ・最初の一歩   マッテオ・モッテルリーニ著『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』  ...

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2010年12月28日 (火)

よくわかる行動経済学

上智大学の川西諭さんは、経済学の初心者に対して痒いところに手が届くように教えてくれる本を書くのが得意だ。『ゲーム理論の思考法』はゲーム理論の入門書として秀逸のものだ。『経済学で使う微分入門』も大学で経済学を学び始めた人がぶつかるちょっとした壁を越えられるように懇切丁寧に書かれてい...

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2010年12月27日 (月)

2010年のベストセラー

2010年の本ブログでのベストセラーです。今年は、トップに私の本がきました。ありがとうございました。 2009年のベストセラーは、こちら。 順位 書名 1 競争と公平感 2 その科学が成功を決める 3 頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か 3 競争の作法 いかに働き、投資するか 5...

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新しい帯

「競争と公平感」に「週刊ダイヤモンド」ベスト経済書のことを書いた新しい帯がつけられた。

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2010年12月26日 (日)

日経「経済図書ベスト10」

12月26日(日)の日経新聞に、「エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10」が掲載されました。1位に選ばれたのは齊藤誠さんの『競争の作法』、2位はサンデル教授の『これから「正義」の話をしよう』、そして3位は『競争と公平感』でした。5位には、太田聰一さんの『若年者就業の経済学』が入って...

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2010年12月25日 (土)

人事評価の総合科学―努力と能力と行動の評価

神戸大学の高橋潔さんから『人事評価の総合科学』という本をご恵贈頂きました。さっと目を通させていただきましたが、実務にも研究にも役立つ優れた本だという印象を持ちました。  本は、3部構成で、最初の2部は、「人事評価の考え方」、「人的資源の評価要素」というテーマでまとめられています。...

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研究テーマの将来予測は難しい

『日本労働研究雑誌』創刊600号記念号に書かせて頂いたエッセイがwebにアップされました。「今後重要だと考える労働研究のテーマ」で原稿を書いてほしいと編集委員会から依頼されたのに、600号記念号にふさわしくない「研究テーマの将来予測は難しい」という変なタイトルのエッセイを書いてし...

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2010年12月14日 (火)

寄付金を原資とした大阪大学の学部入学者への新しい奨学金

大阪大学は、頂いたご寄付をもとに、入学試験(前期試験)の成績が特によく、一定の所得以下の学部新入生が入学時に必要となる学資の一部を給付する制度を、23年度入学生を対象に始めます。詳細はこちら。 原資となるお金は、大阪大学未来基金(大学)に寄付頂いたものです。寄付はクレジットカード...

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2010年12月11日 (土)

オアゾ丸善さんの陳列

OAZO丸善さんで、『競争と公平感』を大量に陳列しているという情報を経セミ編集者の方から頂いた。写真をお願いしたら、店員さんの許可を得て撮影していただいた。写真1、写真2、写真3、写真4。 経済セミナーも大々的に陳列。 経済セミナー1,経済セミナー2

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2010年12月10日 (金)

週刊ダイヤモンド ベスト経済書

12月13日(月)発売の『週刊ダイヤモンド』で、恒例の年間「ベスト経済書」が発表される。ダイヤモンド社のホームページに中吊り広告が出ているので、それを見ると、『競争と公平感』が、あのサンデル教授の『これから正義の話をしよう』を抑えて第一位になっているではありませんか。ご推薦いただ...

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2010年11月29日 (月)

不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」

『予想通りに不合理』で行動経済学の魅力を多くの人に伝えたダン・アリエリーの新著『不合理だからすべてがうまくいく』が翻訳されて出版された。前作に劣らず面白い。 アリエリーのTEDトークのビデオが日本語字幕付きでみられる。

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ビブリオバトルでの「誘惑される意志」の紹介

阪大の学園祭で行われたビブリオ・バトルで『誘惑される意志』を紹介しましたが、そのときの様子が動画でアップされました。

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科研費NEWS

『科研費NEWS』2010 Vol.2, に「自信過剰が男性を競争させる」(pdf)という研究成果の概要を紹介させて頂きました。この研究は、同じタイトルで『行動経済学』に掲載されています。

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2010年11月16日 (火)

経済セミナー 2010-11 12・1月号

「経済セミナー」の12月・1月号の表紙のデザインができた。アマゾンではもう予約できるみたいだ。安田さんの司会で西田さんと対談したものが掲載されている。

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