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2005年11月 2日 (水)

フローから失業を考える

「応用経済学への誘い」の第3章は、慶応大学教授の太田聰一氏が「フローから失業を考える」というテーマで執筆しています。

情報が不完全であるため、市場がうまく機能していない分野で最も有名なのは、労働市場である。求人や求職に関する情報が完全であれば、失業率はもっと低くなるはずだ。インターネットで求人情報が充実してきたのは事実であるが、面接もしないで人を採用する企業はない。それだけ、人や仕事の情報は不完全なのである。このような労働市場における情報の不完全性をもとに失業を考えると、「現在何人の失業者がいるか」、というストック情報ではなく、今月は「何人の人が新たに失業したのか、何人の人が新たに仕事を見つけたのか」というフロー情報にもとづいて労働市場を分析することの方が重要なことがわかる。第3章「フローから失業を考える」(太田聰一)は、このようなフロー分析を用いて日本の失業問題を実証的に分析している。フロー分析をもとに、構造的失業や若年失業の問題に切り込んでいる。(「応用経済学への誘い」の「はしがき」より)

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