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2005年11月30日 (水)

公共投資は役にたっているのか

『応用経済学への誘い』の第5章は、東京大学教授の岩本康志氏が、「公共投資は役にたっているのか」というテーマで執筆しています。

「無駄な公共事業が行われているのではないか」という懸念は、国民の間に共有されている。確かに、高速道路やダムの中には便益よりも費用の方が遙かに大きなものもありそうだ。マスコミ報道は例外的なものを大きく取り上げているのかもしれない。私たちが生活実感として感じるものは、それに影響されているだけかもしれない。その意味で、公共事業で作られた社会資本が効率的なのか否かを経済学的にきちんと検証することは重要である。第5章「公共投資は役にたっているのか」(岩本康志)は、社会資本の効率性に関する実証分析を展望している。都市圏で社会資本が過小であり、地方圏で過大となっていること、第一次産業向けの社会資本が過大であることはほぼ一致した結論になっている。しかし、日本経済全体としてみた場合に、社会資本の生産性が低下してはいるものの、その水準が過大なのか過小なのかについては、意外にも明確な判断を下すことは難しいというのが岩本氏の判断である。(『応用経済学への誘い』の「はしがき」より)

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