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2005年11月17日 (木)

「論座」12月号

「論座」12月号に「消費税は本当に逆進的か」という論説を書いています。

「生涯所得に対する消費税負担率を計算すると、意外にも逆進的ではない」という話です。このようになる理由について、私は次のように推測しています。第一は、万一の場合に備えるための予備的動機の貯蓄は、ある程度一定で、生涯所得が高くなるほどには、増加しないため、金持ちほどお金を使う比率が高い、という可能性です。第二は、遺産として残す比率は、金持ちほど低くなるということも考えられます。このどちらかだと思っています。詳しくは、論説を読んでいただければ幸いです。

計算する前は、「消費税は生涯所得に対しても逆進的だろう」と予想していたのですが、結果は、違いました。でも、よく考えてみれば、それほど変な結果でもないと思います。

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» 消費税は本当に逆進的か [吐息の日々〜労働日誌〜]
現在販売されている「論座」12月号に、阪大の大竹文雄教授・小原美紀助教授の師弟コンビ(「弟」というのも変ですが)による「消費税は本当に逆進的か」という論文が掲載されています。それによると、見方を変えれば消費税は逆進的ではなく、むしろ累進的であることが統計調査から確認できるといいます。 そのポイントを私なりに要約するとこんな感じでしょうか。 総務省「家計調査」で所得階級別の消費税負担率を見ると、逆進性が認められる。これは所得の低い人ほどその多くの割合を消費にあてざるを得ないからと考えられる。 ... [続きを読む]

受信: 2005年11月18日 (金) 10時23分

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