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2006年2月 5日 (日)

国会の格差論戦

国会で格差社会に関する議論が行われているためか、新聞・雑誌の取材が多い。『下流社会』が売れたりして、注目が集まっているのは分かるのだが、どうして今、国会で議論するまでの事態になったのか少し不思議だ。

格差問題を議論する人たちは、フリーター問題、ホームレス問題、ヒルズ族、規制緩和、不況、デフレ、高齢化、税制など様々な問題の一面に焦点を当てているだけのことが多い。だから、議論がかみ合わない印象を受ける。格差の実態を正しく認識するのは意外に難しい。それに、そもそも事実認識が一致したところで、それをどう評価するかは、個々人の価値観によって違ってくる問題だ。どうもこの問題は、事実認識と価値観の議論が混在しやすいように思う。

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コメント

報酬格差というものを短時間でコンパクトに認識できる身近な場所というとハローワークなのかな?と個人的には感じています。

我々もデータベース/SQL構築等のフリーター(MCA database)向け業務は結構ハローワークに出している所為かやはり気になるのは同業者が出している業務ごとの報酬単価,時価です。

当然の事乍らハローワークではっきり判るのは周囲にいる人達がなかなか持っていない技術に基づく付加価値の高い業務と誰でも出来る生産性の低い仕事の報酬面における圧倒的な差です。Aという仕事を2週間やるよりBという仕事を1日やったほうが報酬が高いなんていう事例は少なくないみたいですね。

国会議員の先生方も一度ハローワークに見学に行かれてみては如何でしょうか???

学問的なことはさっぱりわかりませんが大竹先生,
フリーターの世界に関していうと他人があまり持っていない技術を持ってる人が勝ちなのかなという気が最近しています。

投稿: デジ1工担者 | 2006年4月22日 (土) 00時51分

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格差問題を議論する人たちは、フリーター問題、ホームレス問題、ヒルズ族、規制緩和、不況、デフレ、高齢化、税制など様々な問題の一面に焦点を当てているだけのことが多い。だから、議論がかみ合わない印象を受ける。格差の実態を正しく認識するのは意外に難しい。それに、そもそも事実認識が一致したところで、それをどう評価するかは、個々人の価値観によって違ってくる問題だ。どうもこの問題は、事実認識と価値観の議論が混在しやすいように思う。 コメント 同感。例えば、小泉改革と格差の拡大をつなげる議論をよく見かけるが、... [続きを読む]

受信: 2006年2月 9日 (木) 00時19分

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