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2006年9月11日 (月)

まっとうな経済学

ティム・ハーフォードの"The Undercover Economist"が翻訳された。邦題は、『まっとうな経済学』。お薦め。

ヤバい経済学』よりも標準的なミクロ経済学の題材を扱っているにもかかわらず、読者を飽きさせない。冷静に現実を見る眼を養うのに最適だ。

中島隆信さんの『これも経済学だ』も私の『経済学的思考のセンス』も身近な問題を経済学者の視点で見るとどうなるか、を経済学になじみのない人にも分かるように書いた本だ。こういった本が広く読まれれば、経済学に対する世の中の認識もずいぶん変わるのではないか。

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コメント

こんにちは。私なら表紙につられてまたコテコテのタイトル(経済デカ? 経済探偵? いうならこれこそ「初級バクロ経済学」だなあ。そういえば景気探偵って方、おられましたね)にするところですが、扱っているネタはど真ん中直球なので、あれを「まっとう」と呼ぶのは、考え方として成立していますね。翻訳も私と違ってプロの方の模様ですし、今後のおべんきょのために買ってみようかなあと思います。

投稿: 望月衛 | 2006年9月11日 (月) 13時06分

先生、こんにちは。先生がおっしゃるように、「こういった本が広く読まれれば、経済学に対する世の中の認識もずいぶん変わるのではないか」と私も同感です。ただ、「経済学」と名の打った本が少し多すぎるのではないかと考えております。経済学に素人な人なら、どれから読もうか迷うように思います。

投稿: 太郎丸 | 2006年9月11日 (月) 18時36分

望月様、「経済デカ」ですか。流石、インパクトのあるタイトルを思いつかれますね。「まっとうな経済学」というのもよく考えられたタイトルだと思います。ところで、望月さんが「プロ」でないなら...

太郎丸様、「**経済学」の本が多すぎるとのこと。人には好みもありますし、良書の中での選択肢が増えることはいいことでは。確かに、バリー・シュワルツが言うように選択肢が多くなりすぎると、逆に不幸になってしまうという側面もあります。でも、そのくらいまで、普及してほしいものです。

投稿: 大竹 | 2006年9月12日 (火) 09時04分

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