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2007年7月

2007年7月 7日 (土)

明日は明日の風が吹く

もしあなたが漁師だったら

 あなたが漁師だったとしよう。あなたは、サラリーマンのように毎日8時間漁に出かけるような仕事の仕方をするだろうか。サラリーマンではないのだから、毎日、働く時間を変えるという人も多いだろう。きちんと計画を立てることが好きな人なら、一日の目標漁獲高を決めて、漁に出かける人がいるかもしれない。魚がなかなか取れない日は、目標に到達するまで長時間仕事をして、大漁の日はすぐに目標を達成できるのでさっさと引き上げてくる。一方、魚が取れそうもない天候の時は仕事を休んで、魚の大群が来て天候もいいという日に漁に出かけるという人もいるだろう。

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2007年7月 6日 (金)

テロリストの出身階層

Freakonomicsのブログで、プリンストン大学教授のアラン・クルーガー氏のテロリストの出身階層に関する研究が紹介されている。それによると、テロリストは出身国における低所得層ではなく、高所得の家庭の出身者や高い教育を受けている者が多いということだ。

日本でも所得格差の拡大を感じているのは、低所得層よりも高所得層や高学歴者に多く、あるべき所得の決定要因と現実の決定のされ方にギャップをもっているものに多い(私のこの論文)。何か共通しているのかもしれない。

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2007年7月 3日 (火)

ダイエットと経済学

2 「ダイエットと経済学」というテーマでシンポジウムを大阪中之島で開催します。

申込は、ここから。参加無料。

場所: 大阪大学中之島センター

日時: 8月22日(水)6時~8時30分

講演者:

西村周三(京都大学教授)「ダイエットの行動経済学的分析: 数か月の実験例から」

池田新介(大阪大学教授)「なぜあの人は太り、あの人はやせる: 経済学で考える肥満とやせの謎 」

大竹文雄(大阪大学教授)「肥満は賃金にどのような影響を与えるのか」

司会

筒井義郎(大阪大学教授)

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雇用社会の25の疑問

こういう本がほしかった。法律家にもこんな風にものを考える人がいるということに驚いた。

「どうして、社員は就業規則に従わなければならないのか」、「女性社員は、夜にキャバクラでアルバイトをしてよいか」、「会社が違法な取引に手を染めていることを知ったとき、社員はどうすべきか」、「会社は。美人だけを採用してはダメなのであろうか」など、興味をひくテーマが並んでいる。単に法律的に違法か否かという議論にとどまらず、なぜそのような制度があるのか、というそもそも論から、わかりやすく説明されている。

「はしがき」に、「本書が想定している読者は、すでに雇用社会の住民になっている人や労働法について少し学んだことがある学生である」と書かれているが、もっと対象は広いはずだ。むしろ、労働法を全く知らない人が第一歩として読んでいもいい。

経済学部の学生や経済学の研究者にとっても、とても読みやすいし、有益だ。研究のネタを見つけることもできそうだ。

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