小飼弾さんの書評
「診断は成った。問題は治療法だ - 書評 - 格差と希望 誰が損をしているか?」
いつもながら、うまいものだ。経済学者の視点から世の中で起きることを診断していくのが私の仕事だが、世の中にうまく伝えるというのも重要な仕事だ。小飼さんは、著者本人よりもそれがうまい。
治療法については、小飼さんの指摘どおり、私たち一人ひとりが考えることが一番大事だと思う。本の値段が高いことについては、私の力不足に尽きる。
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「診断は成った。問題は治療法だ - 書評 - 格差と希望 誰が損をしているか?」
いつもながら、うまいものだ。経済学者の視点から世の中で起きることを診断していくのが私の仕事だが、世の中にうまく伝えるというのも重要な仕事だ。小飼さんは、著者本人よりもそれがうまい。
治療法については、小飼さんの指摘どおり、私たち一人ひとりが考えることが一番大事だと思う。本の値段が高いことについては、私の力不足に尽きる。
投稿者 大竹 日時 2008年7月 8日 (火) | 固定リンク
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Joahua D. Angrist: Mostly Harmless Econometrics: An Empiricist's Companion
Peter, M.D., Ph.D. Politser: Neuroeconomics: A Guide to the New Science of Making Choices
Behavioral Law and Economics (Cambridge Series on Judgment and Decision Making)
Dan Ariely: Predictably Irrational: The Hidden Forces That Shape Our Decisions
本
Dan Ariely: Predictably Irrational: The Hidden Forces That Shape Our Decisions
CD
大森 義明: 労働経済学
最近の実証分析の考え方を学ぶのに最適
Richard H. Thaler: Nudge: Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness
消費者行政を考える際の必読書
Richard B. Freeman: America Works: The Exceptional U.S. Labor Market
斎藤 誠: 成長信仰の桎梏 消費重視のマクロ経済学
GDPではなく消費をベースにマクロ経済学を考えると、IS=LMモデルの常識とは違った経済政策の視点が得られる
Steven D. Levitt: Freakonomics: A Rogue Economist Explores The Hidden Side Of Everything
著者の一人であるDubner自身によるFreakonomicsの朗読CD
スティーヴン・レヴィット: ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
Freakonomicsの翻訳
Steven D. Levitt: Freakonomics: A Rogue Economist Explores the Hidden Side of Everything
コメント
確かに小飼さんは文章がうまく、それゆえアルファブロガーの地位を確立されたのだと思いますが、同時に時々とんでもない主張をされることがあります
(http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2006/04/post_1791.htmlでも同様の指摘をさせていただきましたが)。
特に最近は既得権世代や老人への攻撃が激しく、たとえば
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51054104.html
ではナチスのいわゆる「最終的解決」を想起させるようなことも書いています(その点では今回のエントリの癌のたとえも同様の想起をさせます)。大竹先生のような一流の経済学者の言説が、こうした民主主義の否定につながりかねないトンでも主張に援用されることには、ちょっとした危惧を感じずにはおれません。
投稿: おせっかい | 2008年7月11日 (金) 00時23分