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2009年1月15日 (木)

「世界」掲載の齊藤誠論文

雑誌『世界』2月号に一橋大学教授の齊藤誠氏による「金融危機が浮かび上がらせた日本経済の危機と機会」という論説が掲載されています。優れた論説ですので、是非お読み頂けると幸いです。

2000年代の日本の景気回復が円安景気であったこと、その背景にはバブルのツケをバブルで返すという政策の方針が影響していることを齊藤さんは指摘しています。中でも、最後の節で、「誰が考えてもおかしいと思う三つの常識的な視点から、経済政策を考え直して」いる点は、非常に興味深いものです。金利、マクロの分配率、ミクロの労働者間分配の3つの疑問に対する齊藤さんの回答は必読です。

この論説は、日本経済は景気回復期において消費が増えないという謎について、齊藤さんが明らかにした学術論文を背景に書かれていると思います。齊藤さん自身が、『世界』の論説についてここで言及されています。

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コメント

大竹先生、早速読もうと思います。ご紹介ありがとうございます。

投稿: taro | 2009年1月16日 (金) 14時38分

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