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2010年2月 4日 (木)

未来思考

 『学力低下は錯覚である』および『不透明な時代を見抜く「統計思考力」 』で社会問題の統計から解釈し、わかりやすく伝えてきた神永正博さんが、統計で日本の未来を考えた『未来思考 10年先を読む「統計力」』を出版された。子供を産むこと、住むこと、働くことを統計と経済学、社会学、地震学などを駆使して、日本の10年後を描く。わかりやすく、統計数字で事実を見せることで、説得的に世の中の問題の本質を説明してくれる。

 少子化問題の背景に何があるのか、どんな解決策がいいのか。産めよ増やせよは、解決策なのか。グローバル化や技術革新から目を背けていても何の解決にもならないことを、著者の暖かい心が感じられる筆致で書かれている。背後には経済学的な思考があるけれど、神永さんの書き方だと、経済学へのアレルギーも生じないのではないだろうか。政治家や役人の方にも読んで頂いて、政策運営に生かして頂きたい。

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